熱に頼らない次世代の切断術! ~ウォータージェット導入でブスバー加工はどう変わる?~
製造現場の皆さま、日々こんなお悩みに直面していませんか?
- 「複雑な形状のオーダーが来たけれど、今の設備では厳しい…」
- 「レーザー加工だと熱で素材が歪んだり、断面が焼けてしまったりする」
- 「厚板加工を依頼したら、対応不可と断られてしまった」
特に電力インフラに欠かせない「ブスバー(配電用銅バー)」の製作において、素材の導電性や性質を損なわずに加工することは、非常に高いハードルでした。
成光工業が出した答え【水で切る 非熱加工】
そこで当社が導入したのが、超高圧の水と研磨剤で素材を切り出す「ウォータージェット加工機」です。
ウォータージェット加工とは、超高圧の水と研磨剤だけで切り出す、廃材や有害物質を出さない「クリーンで環境に優しい」技術です。
最大の特徴は、一切の熱を加えない「非熱加工」であること。
熱による焼けや歪み、硬化層の発生を極限まで抑え、素材を歪ませず・変質させません。
銅が持つ本来の導電性を損なうことなく、高品質な部品に仕上げる——。
この「熱を使用しない」という選択が、加工の常識を塗り替えます。

なぜ「水」で切るのが正解なのか?
従来の加工方法には、それぞれ得意・不得意があります。
- レーザー加工:光の反射が強い「銅」は加工が不安定になりやすく、熱影響による素材の硬化が避けられません。
- プレス加工:量産には向きますが、小ロットでは高額な金型費用がネックとなります。
対してウォータージェットは熱を使用しないため、素材の金属組織を一切壊しません。
電気を通す役割を担う「ブスバー」にとって、素材の純度や形状を保つことは、製品そのものの寿命や安全性能に直結します。
素材の「性質」を守り抜き、製品の「安全性」を高める。
この両立こそが、当社がウォータージェットにこだわる最大の理由です。
【比較】ブスバー加工における加工別の違い
| 加工方法 | 熱影響(焼け・歪み) | 厚物対応 | 加工精度 | 金型コスト |
|---|---|---|---|---|
| ウォータージェット | なし(非熱) | ◎(100mm可) | ○(±0.1mm〜) | 不要 |
| レーザー加工 | あり(酸化・変質) | △ | ◎ | 不要 |
| ワイヤー放電加工 | わずかにあり | ○(時間はかかる) | ◎(超精密) | 不要 |
| プレス加工 | なし | △ | ○ | 高額(専用型) |
「これ、切れるかな?」に応える成光工業の対応力
当社のウォータージェット加工が最も真価を発揮するのは「厚物」かつ「複雑形状」の加工です。
「水で切る」からこそ、形状の制約にとらわれない自由な加工が可能です。
プレス加工では難しい厚物や、レーザーでは歪みやすい精密形状も設計通りに忠実にカットします。
- 対応素材:銅、真鍮、アルミ、複合材など (素材の性質を壊さず最適な加工が可能)
- 対応サイズ:最大 縦1,500mm×横3,000mm の大型サイズ
- 厚物対応:板厚 100mm 程度まで

機械任せにしない「丁寧な仕事」を、すべての製品に
私たちは、ただ機械のボタンを押すだけの「切断屋」ではありません。
最先端のウォータージェットを使いこなしながらも、最後は熟練の経験に基づいた「丁寧な仕上げ」を徹底しています。
機械やロボットだけでは生み出せない、微細な調整が必要な複雑形状や、一点モノの精密製品。そうした「一筋縄ではいかないモノづくり」こそ、成光工業の得意領域です。
他社で断られてしまった大物や厚物・複雑形状も、当社の技術と工夫なら解決の糸口が見つかるはずです。
次回後編では、「成光工業に頼むメリット」を深掘りします!
「図面がなくて手配が止まっている」や「複数の業者とのやり取りに疲れた」など…。
そんな現場の負担をゼロにする、成光工業の「一気通貫サポート」の裏側を公開します。
「成光工業に頼んでよかった」と言っていただける理由を、ぜひご覧ください。
どうぞお楽しみに!
