よく分かる!マシニングセンタ加工とセットプレス加工の違いは?

前回、「マシニング加工を用いたカッコ良いメダルの制作」ではマシニングセンタを用いて作成した複雑な加工物についてご紹介いたしました。

今回は穴あけ加工として「マシニングセンタ加工(以降、MC加工と呼びます)」と「セットプレス加工」による違いをご説明したいと思います。
また、穴あけも可能な「ワイヤー加工」については以前に「高精度な加工を実現するワイヤー加工とは?ブスバー製作におけるメリット・デメリットをご紹介!」でご説明しておりますので、よろしければ御覧ください。

MC加工とは?

マシニングセンタを使用した加工方法で事前に指定された設計図の内容に沿って自動で加工を行います。
穴あけに限らず切削加工等も行うことができる機械です。

MC加工のココが凄い!

フライスでの穴あけ作業は、作業者が長時間拘束されてしまいます。
しかし、MC加工では前もってプログラムを準備すれば加工中に作業者が付きっきりになる必要はありません。

MC加工1 MC加工2

20~25本程のドリルを自動で付け替えることができ、前回作成した複雑なメダルのようなものから、今回のように単純ではあるものの作業量が多い穴あけ加工まで、様々な加工を機械に任せることができます。

また、その間作業者は別作業が行えるため効率の良い加工方法と言えます。
それに加えて事前に作成したプログラム通りに加工を行うため穴ピッチや切込みの大きさ、深さなどの寸法の精度も高いです。

セットプレス加工とは?

加工する穴や切り欠きに合ったパンチセット金型をセットプレスに取り付け、寸法位置決め装置に材料を突き当てて位置決めを行いながら加工を行う方法です。

セットプレス加工 MC加工3

上図はMC加工とセットプレス加工での穴の形状の比較です。
セットプレスでは上から力を加えて抜いていきます。
そのため、中に食い込んで押し出されるので引きちぎられたような荒い断面になります。

MC加工は切り取る加工方法のため、綺麗な円型となります。
そのため、高い精度を要求するような製品の場合にはMC加工がよく用いられます。

加工内容が複雑なものや板厚の厚いものを扱うには不向きですが、MC加工と違い下準備があまり必要なく簡単なものであればこちらの方が、短時間で作業を行うことができます。

まとめ

今回は穴あけ加工としてMC加工、セットプレス加工についてご紹介しました。
成光工業ではMC加工、セットプレス加工の他様々な加工方法を用いることで、多様な形状のブスバー制作に対応できます!

ブスバーについてお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください!